心理的安全性とハラスメント予防② | 安心サポートな不動産屋

自社のサービスに対する信頼なくして心理的安全性は無し~東村山の不動産会社

心理的安全性の担保された職場とは、ゆるい職場のことではないという話をしました。心理的安全性のある職場ではむしろ、激しい意見のぶつかり合いもあるでしょう。例外は考慮せず、少々話を単純化すると、それをやっても信頼関係は揺らがないのが心理的安全性です。

しかしながら、どんなに心理的安全性を確保しても、これが欠けていれば絶対にうまくいかないという大前提があります。それを自社の理念や提供するサービス、コンセプトなどといったものに共感できているか否かという点です。

一人ひとりが自社のサービス等に共感できていなければ、そもそも心理的安全性が確保できるのかという話でもあります。おそらく共感できない社員は、ついていけなくなって離職することになるのではないでしょうか。

突拍子もないアイデアであっても安心して発信できる職場~東村山の不動産会社

一方で、共感できない社員を積極的に排除するような職場の側も、それはそれで心理的安全性とは程遠い職場といえます。なぜなら、心理的安全性のある職場とは、異質なものや前例のない発想などがあっても受け入れられる職場でもあるからです。

基本的な理念が合わないということであれば難しくても、すんなり自社に共感を示せない社員の違和感が、職場をさらに良い方向へ変えてくれるということもあり得るでしょう。ややもすると、突拍子もないアイデアであっても安心して発信できる職場というのは、多様性を認め合える職場でもあります。

そして、相談したり助け合ったり、頼ったりすることに心理的な障壁のない職場であるということも心理的安全性においては重要です。それは言い換えれば、ネガティブなことを伝えても大丈夫な職場であるということも意味します。だから、隠ぺいを重ねてこじれにこじれてから初めて問題が表ざたになるということが避けられます。

そんな職場をつくるにはまず、働く仲間であるお互いを知らなくてはなりません。そのあたりのことはまた、次の機会に掘り下げたいと思います。

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