心理的安全性とハラスメント予防① | 安心サポートな不動産屋

双方向のコミュニケーションが鍵~東村山の不動産会社

ハラスメントを予防する方法はイコール、心理的安全性の担保されたチームづくりであるといっても過言ではないと考えます。心理的安全性は、組織内でおたがいの違和感やわがままを言い合っても大丈夫な状態です。もっと前向きな言い方をすれば、相手をほめたり評価したり、感謝を伝えてもハレーションが起こらないことも含まれます。

パワハラ防止法が施行され、企業に対してパワハラへの取り組みが求められるご時世、必要な指示・指導をしてもパワハラ扱いされそうだというのは、多くの上司がかかえる悩みだと思います。心理的安全性が担保された組織であれば、パワハラは発生しにくい上に、該当しそうな状況が発生しても大ごとにならず、当事者同士でしやすいものです。

パワハラに限らずですが、ハラスメント全般がなぜ良くないかというと、相手を尊重しない一方的な言動だからです。一方的な言動の反対は、双方向のコミュニケーションです。心理的安全性が機能している組織であれば、ハラスメントの“被害者”も異を唱えやすい状況にあります。そして、“加害者”も自身に非があると納得できれば、謝罪しやすい状況にあるわけです。

うまくやるにはいきなり大きく変えようとしないこと~東村山の不動産会社

心理的安全性とは「ゆるい職場」のことであると思っている人は多いですが、それは違います。たぶん、心理的安全性のレベルが高い職場ほど、いろいろな意味で「キツイ」のではないでしょうか。激しく言い合っても信頼関係は壊れないし、部下からであってもどんどん提案が上がってくるでしょうから、ちっともゆるくありません。

日本では長年多くの人に、仕事とは嫌なことをがまんして、自分の時間とお金を取り引きするものだと考えられてきました。それがベースとして根強くあるがゆえに、心理的安全性とは「ゆるい職場」のことであると思われがちなのでしょう。

では具体的に、心理的安全性が担保された職場をつくるためには何をどうしたらよいのか。それについては次回、書いてみたいと思います。ただ、いきなり大きく変えようとすると負担になります。できることからゆっくり始めることです。

 

 

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