他人軸で物を考えていた…~東村山の不動産会社
2021年12月に『きまじめでやさしい弱者のための「独立・起業」読本(クロスメディアパブリッシング)という本を出版しました。それから2年余りが過ぎ、今となっては加筆修正したい気もあるのですが、一方でそれはキリがない話なのかなとも感じます。
いずれにしても、今の私の仕事に関する考え方(コンセプト)は『一人で「きまじめビジネス」を複数持って、それで死なない程度の収入を絶やさないこと』です。
きまじめビジネスとは、次の3つだと考えています。
▶基本的に一人で行うビジネス。
▶複業しても毎月の必要経費を支払えるだけ稼げればOK。
▶ガツガツは禁止だけど、稼げるものならいくらでも稼げばいい。(ブレーキは原則不要)。
これは言い方の違いはあっても、この本を書いたときと変わっていないつもりでしたが、最近になって思いと行動が一致しないことが多かったと反省しているところでもあります。
こういうコンセプトを持ちながら、不動産業だけにこだわり過ぎ、また人から信頼されたいと願い、ブランディングと称して人から評価されたいなどと、他人軸で物を考えていたことをつくづく思います。
欲望を分散させておけるほど若くない~東村山の不動産会社
コンセプトをここでは欲望と言い換えてもいいでしょう。その欲望が分散していたり、曖昧だったりすると、上質な燃料を投下したとしても、それは燃料の無駄遣いになってしまうわけです。
自分なりに一生懸命やっているし、間違ったことをしているとは思わないけど、何でうまくいかないのだろうというようなときというの、だいたいコンセプト・欲望が一つに絞り切れずにブレているということが多いのではないでしょうか。
私も今は48歳。世間的にはまだ若いけれども、欲望を分散させたまま前に進めるほどにはもう若くないということなわけです。
断捨離というのはやましたひでこさんの登録商標ですが、欲望の断捨離こそがアラフィフとなって年齢を重ねていく中では必要になると感じています。
ずっと人生は足し算ではなく、掛け算で快楽を増やしていくのが正しいと信じていました。しかしながら50歳近くなった今、引き算でどれだけ欲望を断捨離できるかで幸せは決まるのではないか、そう思い始めているわけです。
なるほど、すてきな大人を見ていると、みなさん捨て上手。逆説的ですが、欲望を断捨離できている人ほど多芸多才な人にも見えます。あなたはどう思いますか。
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私が経営するうんすい宅建は東京都東村山市にある不動産会社です。居住用およびテナント賃貸をメインに不動産の売却仲介や投資物件の販売仲介を手がけています。
エリアは概ね東京とその近郊。SUUMOやat-homeなど、インターネットに掲載されている物件であれば、ほぼ何でも扱えます。それがいいお部屋かどうかなど、専門家目線による気になるお部屋のお見立てが可能です。