希望条件には優先順位をつけるべし～東村山の不動産会社
賃貸のお部屋探しをしていて、なかなか決められない理由の多くは、次の2点です。
◆希望条件が厳し過ぎる、多過ぎる。
◆希望条件があいまい、柔軟過ぎる。
その他には、お金の問題があります。初期費用が思うよりかかり過ぎる、そもそも、費用が工面できず、悶々としているなどです。
ここではお金の問題は置いておいて、上の2点をクリアして、さっさと楽しく充実した新生活をスタートさせるために心がけるべきことをお教えします。
まず予算（毎月払える賃料）を明らかにします。これは、毎月のお給料の3分の1までとよく言われますが、自分で無理のない計画を立てましょう。
その上で、希望条件に優先順位をつけます。そして、上位3つくらいに当てはまる物件があれば、もうそれに決めてしまうのです。
「待てばもっと良いお部屋が出るかもしれない……。」⇒ほぼ、出ません。～東村山の不動産会社
何を以って良いお部屋というかは、人それぞれの主観もありますが、希望条件の優先順位で上位複数を満たすお部屋があれば、それが今、あなたが出会える最高の物件だと思って間違いないです。
むしろ、“白馬の王子様”を待ち続けているうちに、あのとき決めれば良かったと後悔したり、お部屋探しアプリをさまよい、無駄に知識先行型になったりして、ますます決められなくなるでしょう。
希望条件が厳しいの正反対、柔軟過ぎるのもいけません。一見、柔軟だと家賃さえ合えば、さっさと決められそうなものですが、そういう人ほどいざとなったら、あれが嫌、これが無理などと言って、いつまで経っても決められません。
賃貸のお部屋探し６つのポイント～東村山の不動産会社
①同じ日に見る物件は3部屋まで
あまりたくさん見ても、わけがわからなくなって決められなくなります。実際に見る物件は事前に厳選しましょう。
②内見は2回までにしましょう
たくさん見たって、決められなくなるだけ、①と同じ理由です。また、同じ不動産業者に何度も内見を依頼すると嫌がられます。業者にとって報酬は、賃料の1ヶ月分（原則）を上限とする仲介手数料だけです。
それ以上の報酬を請求することは法律で禁じられています。仮に、お客様が「内見料や相談料」を払いたいと言われても、受け取ることはできないのです。
何度お客様を内見へご案内しても、お客様が契約するお部屋は基本的に一つです。内見するほど、労働に対する単価が下がるのはご理解いただけるかと思います。むしろ、結局は他の業者で決められたということにでもなれば、完全にタダ働きになるのです。
相手を知ることも、お部屋探しを制する重要なポイントになります。
③1ヶ月に支払える賃料は明確にする
「6万円台」などでもよいのですが、「管理費込みで7万円まで」のような決め方のほうがよいでしょう。6万円と6.9万円では、2年間の総賃料が216,000円も違います。また、同じエリアで6万円と6.9万円とでは、6.9万円のお部屋のほうが設備等々も充実しているでしょう。
7万円までとしておいて、6万円で条件に合ったお部屋が見つかれば、それはラッキーなことですしね。
④エリアはできるだけ絞り込む
同じ沿線でも隣りの駅の最寄りになるだけで、同じ条件であっても賃料が上がったり下がったりします。できるだけ絞り込まれたほうが、お部屋の希望条件を定めやすいです。
⑤希望条件は優先順位をつけて上位3つにこだわる
「駅から徒歩5分以内」「バス・トイレ別」「2階以上」「築5年以内」「通勤が楽」などなど。絶対に3つでなくてもよいのですが、これだけは譲れないという条件をいくつか決めて、それだけにこだわりましょう。
迷ったときは、なぜ自分は引っ越ししたいと考えたのかを思い出しましょう。原点に帰れば、自分がこだわるべきポイントが明確になります。
⑥探す前によく話を聞いてくれる不動産業者を選ぶ
最近ではお部屋探しアプリでお部屋を見つけて、たまたま出会った不動産業者（問い合わせ先）へ連絡するケースが多いでしょう。親切で自分に合った業者ならよいのですが、これは賭けのようなものです。
不動産業界では、同じ物件をさまざまな不動産業者が取り扱っていることが割とよくあります。また、基本的に市場に情報が出ている物件であれば、どこの業者でも扱うことができます。
だから、少し手間はかかっても、物件から入るのではなく、自分にとって良い不動産業者を探してみることをお勧めします。周りの人の紹介や評判、ネットなどを駆使して調べてみましょう。メールや電話で、どんな対応をされるか見てみるのもいいと思います。
以上が、私（阿部）が考える賃貸のお部屋探しの極意となります。初期費用が少ないけど引っ越ししたい、LGBTQのお部屋探し・福祉に関わるお部屋探し・その他、訳ありの方もまずはお気軽にご相談ください。
物件が決まってなくてもOK。一緒に１からいろいろ決めていきましょう。
