仏壇をコンパクトにすればいい～東村山の不動産会社

空き家の所有者がそれを放置する理由の一つに、「仏壇の行き場が無いから」というのは結構聞きます。特に田舎の先祖代々の仏壇があるようなところだと、どうするべきか悩んでしまうといいます。

結論から言うと、仏壇はできるだけコンパクトなものに買い替えて、いま住んでいるところへ持っていけばよいのです。なんとなく罰当たりな感じがするかもしれませんが、ご先祖様を敬う気持ちがあれば、まったく構わないでしょう。

私（阿部）もマンションに一人暮らしですが、自宅に小さな仏壇があります。そこには父と母方の祖母の位牌があるのですが、手を合わせるときはできるだけ他のご先祖様にも思いを寄せるように心がけています。

阿部という姓は母方のものです。そして、そのルーツは私の出身地である山口県ではなく、愛媛県にあります。それは、曾祖父と曾祖母が夫婦で阿部家の養子になったところから始まっています。

昔はきょうだいが多かったという話をよく聞きますが、祖母もご多分にもれず六女で、幼い頃に亡くなった者を含めて13人きょうだいでした。日本は婚姻すると夫の姓を称する人がほとんどですが、祖母はシングルマザー。一人娘である母を育て、私が生まれる1年前に他界しているので実際に会ったことはありません。

また、母と結婚した父も諸事情から自身の姓（末廣）を称することを望まなかったため、その息子である私も阿部を名乗っているというわけです。

ご先祖様が村上水軍だと公言されている方に似ている祖母～東村山の不動産会社

そんな私、子どもの頃からわが阿部家は、あの海賊、村上水軍の末裔だと聞かされて育ちました。瀬戸内沿岸の愛媛県や広島県には村上水軍の末裔、あるいは先祖が仕えていたなどという人が多く存在するそうですが、実際のところはわかりません。

ただ面白いのは、ご先祖様が村上水軍だと公言されている衆議院議員の村上誠一郎さんと、私の祖母や祖母の姉妹たちの顔がよく似ているのです。また、お笑いタレントの村上ショージさんのお顔の作りも似ています。

お二方ともに、誠一郎さんが旧越智郡宮窪町でショージさんは旧越智郡吉海町。祖母が旧越智郡伯方町ですべての町が現在は合併して今治市となっています。祖母の姉の一人は村上家へ嫁ぎ、末の弟を養子にしました。

以前、母方と父方の双方について、入手できる戸籍をすべて請求したところ、江戸時代末期頃までさかのぼることができました。もっと詳しく調べてみたいと思いつつ、そのままになっているのですが、仏壇のお引っ越しを機にご先祖様に思いをはせて、いろいろ調べてみるのもよいでしょう。

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