なんで引っ越ししようと思ったのですか? | お部屋探しに迷う方を救いたい不動産屋

市場に出ている物件はどの業者も扱えるのが原則~東村山の不動産会社

特にアパートやマンションといった賃貸不動産市場が動く時期は、年度末の異動や進学、就職などを控えた1月~3月くらいだと言われます。一方で9月に人事異動のある企業などもあって、その時期も少し動くなんて見立てもあります。

年度末は退去も多いですから、物件の数も当然ながら増えます。そして誰が見ても良さげなお部屋ほど、退去前に内見を経ずして申し込みが入り、次の入居者が決まってしまうという現象があります。

「誰が見ても良さげなお部屋」とは、駅近・築浅・バストイレ別室・角部屋・南向きなどの条件が当てはまるでしょう。ですから、明日まで考えてからお返事しますなんて悠長なことを言っていたら、翌日に申し込みますと連絡を入れたところで、もう申し込みが入りましたということも珍しくありません。

基本的に市場に出ているお部屋(物件)は、全国どこの不動産事業者でも扱うことができますし、業者間の情報にアクセスすることができます。だから仮に、あなたが訪ねた不動産事業者はヒマそうに見えても、業界の繁忙期にあって意中の物件は「他の事業者の他のお客様」ですぐに決まってしまうのです。

お部屋探しは自分なりのルールで70点くらいをめざそう~東村山の不動産会社

繁忙期か閑散期かに限らずですが、お部屋探しにはあまり時間をかけないことです。待てばもっと良い物件が出てくるのではないかと思っても、そうなることはめったにありません。引っ越ししたい、引っ越しする必要がある、そのタイミングで出会った物件が、今のあなたにいちばんふさわしいお部屋なのです。

たくさんの情報に当たり過ぎて、迷子になってしまったときは、そもそもどうして引っ越ししたいと思ったのかという原点に帰ってみてください。100%、自分に合ったお部屋を見つけるのは難しくても、その原点こそがゆずれない条件ではないでしょうか。

条件が厳し過ぎても曖昧過ぎてもダメ。一日で決める、3件見たら決めるなど、自分なりのルールを決めて、完ぺきではなくお部屋探しは70点くらいをめざしましょう。

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