自分に明確な問いかけを与えよ~東村山の不動産会社
事業を拡大するなどの野心があるわけではなく、ただ自分のペースで自由なスケジュールで働きたいだけ。従来の組織の制約に縛られず、柔軟に仕事がしたいし、場所や時間にとらわれず生きていきたい。
そんな思いから、起業という選択肢の前に立っているけれど、一歩踏み出せずにいる人は結構たくさんおられると思います。
その一歩踏み出せない理由の一つに、まだ現状に対する耐性があるということが挙げられます。なんだかんだ言って、まだガマンできているから迷っていられるのです。言い換えれば、そこまで切迫していないということになります。崖っぷちまで追い詰められたら、目の前の相手から素直にやられるか、崖下に飛び降りてでも逃げるしかありません。
そして、もう一つある理由として「自分に明確な問いかけを与えることができていないから」ということがあります。「起業はしたいけど、失敗したら怖いから」とよく言われますが、自分にとっての失敗とは何なのかをきちんと説明できるでしょうか。
「幽霊」の正体を調べろ!~東村山の不動産会社
ある人にとっては、1億円を超える投資をした末に事業から撤退しても平気なことで、別のある人にとっては、事業を継続するために100万円の借金をするのも恐ろしいということはあるかと思います。
どちらが良い悪いではなく、何を以って失敗というのかが曖昧なままでは、それは怖いに決まっています。
幽霊だと思って恐れていたら、白い布が風に揺れているだけだったということはありがちなことです。起業というエナジードリンクには、大胆さと慎重さがバランスよく配合されていなければなりませんが、用法容量を守って正しく怖がりましょう。
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