高金利の借り入れをしてまで住宅ローンの返済をしてはいけない | あわてず、さわがず

返済に不安を感じたらすぐに金融機関へ相談しましょう~東村山の不動産会社

生きていれば急に病気にかかったり、仕事を失うなどして家計が苦しくなり、住宅ローンの返済が難しくなるときはあります。よくあることで、まったく珍しいことではありませんし、自分を責める必要なんて少しもありません。

そんなときは、急場しのぎの借り入れでまかなおうとか考えず(多重債務の第1歩です)、借入先である金融機関でリスケ(返済計画の見直し)の相談をしましょう。

そういうお金の話をするのは気が重いものですが、あなたにとっては一生に一度のことでも、金融機関やその他の相談先はそんなの慣れっこです。8割~9割がた、見直しには応じてもらえます。

通常、住宅ローンの延滞が3ヶ月を超えると一括返済を求められます。そんな状態の人が一括返済なんてできるわけないので次の段階に至る儀式みたいなものです。6ヶ月以上になると競売にかけられることになります。

普通、金融機関は競売は望んでいない~東村山の不動産会社

債権者(この場合は借入先の金融機関)が、競売を開始するのって、実はとてもめんどくさいのです。だから、よほどのことがない限りは見直しには応じてもらえます。

返済計画の見直しにもいろいろあって、子どもの教育費がかかる間だけ一時的に負担を減らしたり、ボーナス払いをやめたりなど、あなたの状況によって選択肢があります。住宅ローン以外にも借り入れがあって、それが負担になっている場合は家は残して民事再生手続きを行うという方法もあります。詳しくは司法書士や弁護士といった専門家に相談すべきです。

あれこれ試したり、考えたりしてもダメなら借入先の金融機関の許可は必要ですが、任意売却という手段もあります。家は失いますが、ローンの残債を減らせる可能性があります。家を失うと言いましたが、買ってくれた人と賃貸借契約を結ぶことができたら、住み続けることはできます。

一般的に、任意売却のほうが競売よりも高く売れます。だから、金融機関も競売はめんどくさい上に安く買い叩かれるのでなるべく避けたいのです。

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