築年数を重ねても価値が下がらないケースと供給過多 | 不動産の価値

たった4年で購入価格の3%?~東村山の不動産会社

私(阿部)は1994年、自動車の運転免許を取得して初めて購入したのが、ユーノス300というクルマでした。当時でもあまり街で見かけることのないクルマ、要するに不人気車でしたが、私はデザインがとても気に入っていました。90年式の中古車で、諸費用込みで100万円くらいだったと思います。

その後、4年間乗りましたが、買い替え時の下取り価格はなんと3万円でした。たった4年で100万円で買ったクルマが3万円です。何でもそうですが、古くなるほど価値は下がっていくもので、クルマといえばそんなものらしいのですが、この目減りぶりは驚きます。

3000万円で買ったマンションを4年後に査定価格90万円ですと言われたらのと同じといえば、衝撃が伝わりやすいでしょうか。もちろん、クルマと不動産を一概には比較できませんが、免許取りたてのときから4年間を共にした愛車との思い出を否定されたような気になったものです。

いずれにしても不動産は供給過多~東村山の不動産会社

そんなクルマであっても、クラシックカーとして人気のあるクルマならば、ヘタをすれば新車の頃より値段が高いということもあるようで面白いですね。不動産の場合は、誰もがあそこは高級住宅街と認識しているような場所であれば、古くなっても価値はあまり下がりません。

いわゆる人気エリアと言われる場所に建つ、もともと高級なマンションもずっと人気があるのでそれは価格にも反映されますね。治安が良い、駅から近い、複数路線が乗り入れているなど生活利便性の高さもポイントです。

あとは再開発が計画されている地域は、将来値上がりする可能性も考えられます。逆に将来も高層階の建物ができて陽当たりや景観が損なわれる恐れの低い、何の変化も起こりそうにない場所も狙い目でしょう。たとえば、立派な公園が真ん前にあるようなマンションであれば、よほどのことがない限り、価値はあまり下がらないのではないでしょうか。

少子高齢化、過疎化、空家問題……。そんな中で不動産は供給過多の状態にあるのは間違いありませんね。

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