駅から遠い賃貸物件はおいしい? | 不人気物件礼賛シリーズ

最寄り駅から10分以上離れた物件~東村山の不動産会社

賃貸のお部屋には、内見もせずに申し込み希望が入ったり、キャンセル待ち・空室待ちが出るような人気物件がある一方、なかなか入居者が決まらない不人気物件も存在します。

賃貸物件は借り手市場と言われて久しい状況にあります。ちなみに初期費用の中にある礼金は、借りたい人に対してお部屋が圧倒的に足りなかった時代の名残で、「大家さん、貸してくれてありがとう」という謝礼の風習があった名残りです。

今では、礼金あり物件も不人気の条件の一つでもあったりしますね。

不人気物件の条件にはいろいろありますが、その中の定番(?)ともいうべき条件に、「駅から遠い」というのがあります。

クルマ社会の地方ならともかく、首都圏では最寄り駅から10分以上離れた場所にある物件は敬遠されがち。わざわざ借りて住むのに、駅までバスや自転車で移動しなければならないなんてたまらないよというわけです。

先入観は捨てて視野を広げてみよう~東村山の不動産会社

ただ物は考えようで、歩くのは健康にもよいと言われます。時間を作ってがんばってウォーキングしようと思っても3日坊主で終わるところ、強制的に継続することが可能になります。何しろ駅まで(駅から)歩かなければ外出先へ行ったり、家に帰ったりできないのですから。

また、朝は少し早めに家を出て新しい空気を感じたり、夕方の帰りは季節の移り変わりや風を感じながら、一日の疲れを癒すように歩くというのもぜいたくな時間だと思います。

そして何よりも、相場より賃料は安いはずです。

みんなどこかに住むわけですから、どんな不人気物件であっても必ずそのうちの7~8割くらいのお部屋にはいずれ誰かが入居します。他は自分の希望や理想を譲れなくても、駅から遠いのは許容範囲という人だっているでしょう。

知らない誰かが不幸な亡くなり方をしたようなお部屋でも、相場より賃料が安いなら入居したいという方もいらっしゃいます。

立地が良くて、賃料に対して設備が充実。新しくておしゃれな物件なら誰でも住みたいと思うでしょう。しかしながら、不人気物件の中には、自分だったら許せる、むしろ入居したいと思えるお宝物件が潜んでいるかもしれません。

お部屋探しでは先入観を捨てて、視野を広げてみることも大事かと思います。

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