​「住まいに困っている人と共に住む家」東村山検討チームへ参加しました

セーフティネットから取りこぼされてしまいがちな層とは~東村山の不動産会社

先日ご縁があって、“「住まいに困っている人と共に住む家」東村山検討チーム”の会合へ参加しました。

チームはもともと諸先輩方が、「年金とちょっとした蓄えで仲間と暮らす」ことをめざすという集まりだったものが、現在は住まいに困っている人を応援しようという趣旨で活動を行っているとのこと。

生活保護を受給していたり、障害や病気をかかえていたりすることがわかりやすい人は行政や医療とのつながりがあります。

しかしながら、そうではないけれど仕事を失ったり、社会になじみにくさを感じていたりする人というのは見えにくい存在で、セーフティネットから取りこぼされてしまいがちな層でもあります。

昨今のコロナウイルス感染症拡大の影響で、そういう人たちが増えているのではないかという問題意識の下、活動していくのだと理解しました。

そうです、これは事業計画なのです!~東村山の不動産会社

まずメンバーでほぼ一致したのは、一棟アパートなど、自らが不動産経営を行い、住宅確保が困難な人を受け入れること。

私(阿部)は不動産屋なので、とりあえずのゴールがイメージしやすいように、次回の会合では「どんな不動産がいくらで買えるのか」という具体例を示すことを約束しました。

自ら物件を購入して不動産経営といっても、運営主体をどうするかという問題もあります。法人名義で不動産を所有して経営するのが望ましいと思いますが、チームメンバーが関与する既存の法人になるのか、不動産経営のために新たな法人を立ち上げるのかなど、課題はいろいろあります。

普通は法人が先にあったほうが事業計画は立てやすく、物件確保等のための資金調達はやりやすいでしょう。

そう、これは事業計画なんですよね。理想や思いを具体的な計画に落とし込んだ時点で、それは事業計画です。「回っていく仕組みを作ること」というのは、ちゃんと利益を出すことに他なりません。

多様性への理解無くして不動産経営の成功は無し

私には個人的に、「良いオーナー(大家さん)のネットワーク」を作るという夢もあります。これからの人口減少社会において、多様性への理解無くして不動産経営(投資)は成り立たない。私はそう考えます。

何も社会の役に立ちましょうというのではない。漫然と不動産屋の言いなりになっていたり、“選り好み”をしていては儲からないよという視点で、理解のある大家さんを増やしていく取り組みで、チームとのシナジー効果を生み出せたらと考えています。

晴れて私もチームメンバーに加えていただき、チームの略称を東村山×住まいで「ヒガスマ」と思い付きを言ったところ、採用されました(笑)。ヒガスマでもがんばります!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です