不動産だけじゃなく住宅ローンも「商品」なのだ～中古マンション購入

住宅ローンは金融機関にとって、利益を得るための商品です。家（不動産）を購入するときの「商品」は当然ながら不動産ですが、住宅ローン選びも一つの商品を選ぶという認識は大切です。

住宅ローンもまた商品であるわけで、さまざまな種類があります。どれも同じようなものと思えるかもしれませんが、借り方や選び方でトータルの返済額が何十万円、ヘタすると何百万円と違いが出るということがあります。

金利、借入額、それから返済期間のバランスが借り方の話です。同じ金利なら、返済期間を長くするほど多く借りることができます。しかしながら、トータルの返済額は多くなります。

商品のバリエーションという面でいえば金融機関によっては、たとえば完済時の年齢が80歳を超えたらダメだなどと、制限がかかる場合もあります。40歳以上の方だと、返済期間が希望よりも短くなって、借り入れ可能な金額も減ってしまい、希望する額は借りられないというケースもあるのです。

金利が高いから良くないというものでもない～中古マンション購入

それだと都合が良くないということであれば、金利は高めでも借り入れ審査がきつくない、希望する額の融資が実行される商品を選ぶというような感じになります。人それぞれ、合った住宅ローンは違うものです。

金利の詳しい話はまた別の機会に書いてみたいと思いますが、いちばん大事なのは「きちんと返し続けていけるか」ということでしょう。不動産を購入するときは、つい「審査を通すこと」に気を取られてしまいがちですが、無理をし過ぎないことが重要です。

早く返してしまおうと返済期間を短くしたところで、途中で困ったことになってはいけません。こちらも改めて詳しく触れる機会を設けたいのですが、長期で借りて余裕ができたら繰り上げ返済を行うことで、トータルの返済額を抑えることもできます。

当社ではお一人お一人に合ったプランを、一緒に相談しながら考えさせていただきます。お気軽に声をかけてください。