経営者は職人やプレイヤーであり続けてはいけない | きまじめでやさしい弱者のための「独立・起業」読本

一人でのほほんとやっていける仕組みを作ろうと思っていたけど~東村山の不動産会社

私(阿部)が2021年4月に当社を一人が創業した際、今後は末永く一人で事業をやっていけたらいいと思っていました。もちろん、外部のいろいろな人たちとつながったり、助けてもらったりしながらではあっても、基本的には監督やコーチ、選手もすべて自分がこなしていくつもりでいました。

正直、最初のうちは大変でも、いずれは一人でのほほんと気楽にやっていける仕組みを作ろうと考えていたのです。もちろん、優先順位が違うだけでお金は稼げるものならいくら稼いでもよいという思いで、それは今も変わっていません。

私はよく、「無理をする必要もないけれど、限界を決める必要もない」ということをいろんな場所で言います。「一人でのほほん」を優先するなら、年収は○○円くらいがいいところだろうなんて、決めつける必要はないだろうという話です。

そして創業から1年半が経過した今、基本ベースはそのままなのですが、少しだけ経営者というものに対する考え方が変化してきています。前述の話になぞらえれば、監督やコーチ、選手もすべてこなしていくつもりだった私が、「早く選手(プレイヤー)から降りなければ」と思うようになったのです。

不動産屋をやめる????~東村山の不動産会社

とはいっても、短絡的に社員を雇い入れようという話ではありません。雇用は自分がプレイヤーから降りても会社が回っていく仕組みづくりの方法の一つに過ぎません。そのあたりをもっともっと悩まなければならないと考えています。

たぶん、まじめな経営者の方ほど、日頃から自身の会社の専門分野について学び突き詰めたり、同業者との結びつきを大事にしたりするのではないでしょうか。ですが、それって経営者の仕事でしょうか。

私は合同会社うんすい宅建が、社会に必要とされる存在であり続けるためにこそ、一人の人間、経営者としての“阿部浩一”は早く不動産屋をやめなければいけないのだと思うのです。

経営者の仕事は職人やプレイヤーであり続けることではありません。まだまだ道半ばですが、そんなことを考えている今日この頃です。


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