もしも、いま決断できなかったら……? | 人生は決断の連続でできている

生煮えが続くくらいなら、いっそ悪くなったほうがいい~不動産屋は考える

不動産を借りる・貸す、不動産を買う・売る。不動産に関する決断というものは、今日のランチは何にしようかというような、軽いものではありません。大きなお金が動くことはもちろん、日々の生活やその後の生き方にも直結するものです。だからこそ、不動産業者に言われるまま安易に決めたり、情報収集を怠ったりすべきではありません。

一方で、慎重になり過ぎて動けなくなるのでは本末転倒、という場合もあり得ます。振り返って、あのとき決めなくてよかったと思えればいいのですが、ご自身の人生を誰も代わりには生きてくれないのです。決めるときにビシッと決められなければ、生煮え状態の“さえない日々”がずっと続いていくとも言えます。

決断できずに悪くなるのなら、まだいいのです。目に見えて悪くなれば、どんなに優柔不断で腰が重い人でも渋々、なんとかしようと考え始めるでしょう。

不動産のお世話をするだけが不動産屋の仕事なのか~不動産屋は考える

ちょっと理屈っぽくなりました。たとえば「一人暮らしをしたい」と思うことには人それぞれ、さまざまな事情があるはずです。実家からの自立や最近では卒婚に伴う自立などということもあります。それに至る経緯もそれぞれ。

私(阿部)は今から25年近く前、家庭の事情から生まれ育った実家の戸建を売却し、初めて一人暮らしを始めました。母親の病気、金銭問題等々、まだ若かった私は不安でいっぱいの中、初めて不動産屋へ行って部屋を探しました。

そんな当時の自分のようなお客様にも、しっかり寄り添える不動産屋になりたい。不動産屋は不動産のお世話をさせていただくのが仕事であって、そういったことに踏み込むべきではないのかもしれませんが、よかったらその悩みを聞かせていただけませんか。

もしも、いま決断できなかったら、自分の人生はどうなるのだろうか。一人で悩まないでください。

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