落札価格を予想するのは難しいです~東村山の不動産会社
先日、開札が行われた競売で、東京市部にある次のような区分所有マンションが登場しました。
最寄り駅:徒歩8分
鉄筋コンクリート15階建/所在階:2階
3LDK(洋室×3)68.09㎡
築5年
3点セットを読むと、管理費等の滞納が約25万円あって、設備の動作確認はしていないが、目立った損傷等は見られないとなっていました。他を見ても特段、何か厄介なことがあるような物件には思えない、いわば競売物件ではよくあるものという印象でした。
そして結果は、次のとおりとなりました。
売却基準価額:23,520,000円
売却(落札)価額:39,650,000円
落札したのは法人で、入札件数は29件でした。
私(阿部)の予想価格は37,099,900円。-6.9%となりました。
管理費等の滞納額は落札時には増えている~東村山の不動産会社
管理費等の滞納額は、3点セットを作成するための調査時点より増えているのが普通です。
これにリフォームや清掃費用、また諸々の“発生するかもしれない”費用も計算に入れておく必要があります。
ちなみに占有者や所有者が退去に応じず、最終的に強制執行というようなことになった場合は、マンションなら40万円~80万円、戸建で100万円以上かかります。これらは落札者の負担となります。
その他、『明渡しに関する費用』を見積もっておく必要があります。これらをできるだけ安く済ませるにも、コツのようなものがあるのです。