自分の借りている物件が競売になったらどうなる? | 不動産競売サポート

現況調査を拒否すれば罰則も~東村山の不動産会社

もしも、自分が借りている部屋やテナントがかかったら、どういうことになるのでしょうか。まず、裁判所から通知が届きます。その内容とは、本物件が競売にかかったので、現況調査をさせてほしいというものです。これは民事執行法で定められており、拒否することはできません。賃貸借契約の内容と、物件の状態について調査するだけなので、拒否する必要もないでしょう。もしも拒否したら、罰則もあり得ます。

部屋の写真を撮影されて、壊れたところがないか、雨漏りする箇所はないかといったところを確認されます。それから3ヵ月~6ヵ月で、「3点セット」に売却基準価額などと一緒に聞き取り内容や写真が公開されるという流れです。

落札者の目的によって決まる自身の今後~東村山の不動産会社

掲載される写真ですが、プライバシーにかかわる部分などはモザイク処理されるのが一般的です。以前、とあるマンションの3点セットを見ていると、最後の写真に飼い猫が写っていて、何となく不安そうに見えました。この日は占有者たる所有者が不在で、鍵の業者を同行させて施錠して調査が行われたようです。

はじめに裁判所の通知が届いてから、落札者が決まるまでだいたい6ヵ月くらい。落札者がどういう目的で落札したかによって、その後の賃借人の取るべき身の振り方は決まります。自分の賃借権と抵当権(債権者の権利)の、どちらが優先されるかといったこともかかわってきます。不安なときは、弁護士等へ相談しましょう。

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