不動産競売の出品数は右肩下がりなのだが… | 住宅ローン

不動産競売って無くなるの?~不動産競売サポート

不動産競売は、相場よりも不動産を安く買える「市場」です。とはいうものの、一昔前に比べて知名度も上がり、入札する人は増えています。ゆえに、人気の不動産になると、相場にかなり近い値段で買受となるケースもあります。

そして、競売物件の出品数自体も、リーマンショック後の2009年に約95000件あったものが、2020年には約25000件に減少。10年間で物件数は右肩下がりで推移しています。(不動産競売流通協会調べ)。

このように聞くと、もう不動産競売は無くなっていくのかとも思えますが、現制度上、無くなることはないでしょう。その理由は、住宅ローンの条件変更件数、いわゆるリスケの件数は右肩上がりとなっているからです。

増え続ける住宅ローンの貸付条件変更~不動産競売サポート

金融庁が発表している、主要銀行等186を対象とした調査「貸付条件の変更等の状況について」(令和2年3月10日から令和4年3月末までの実績)によれば、リスケの申し込みが67246件。そのうち97%が実行されているといいます。まさにこの方々は、債務整理予備軍だといっても差し支えないかと思います。

金融機関も以前と違って、差し押さえて競売にかける手間、そのうえ安く買いたたかれるくらいならと、積極的に応じてくれるようですね。というか、無理なローンを組ませる業者と金融機関自身も良くないのですが。

そんなわけで、リスケに応じてもらった人たちが結局、破たんするのを期待しているわけではないのですが、現状の諸々がそうなっている以上、不動産競売はなくならないでしょう。

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