不動産購入のQ&A | 住まい購入相談

※2022年3月1日現在の情報に基づきます。ご利用にあたっては、ご自身の責任でお願いします。

Q.変動金利と固定金利はどちらを選ぶべきですか。

A.わかりません。金利については、プロでも判断は難しい領域です。ただ、金利も大切ですが、住宅ローンの場合は、「毎月支払える金額か」のほうを重視すべきだと思います。

Q.住宅ローンを申し込む金融機関はどう選んだらよいですか。

A.人それぞれ、ポイントは異なります。一般的に、メガバンクやネット銀行は審査が厳しく、地銀や信金、公的融資は甘いといわれます。メガバンクやネット銀行は、審査が厳しい分、金利面では優遇されます。借りられる金額も、金融機関によって異なります。弊社では、提携先金融機関のローンもございますので、お気軽にご相談ください。

Q.団信とは何ですか。

A.団信生命保険(団信)とは、住宅ローンの返済中に名義人が死亡、または高度障害を負ったときに、保険会社が代わってローンを支払ってくれる生命保険のことです。一般的に生命保険は、病気や死亡のリスクが低い若いときほど安いものですが、団信は一律です。考えようによっては、他の生命保険に加入したほうが経済的に有利ですが、公的融資であるフラット35を除く民間の住宅ローンは、加入が必須となっています。

Q.少し無理をすればほしい家を買えそうです。家を持てば、働くモチベーションにもつながると思うし、自分の可能性に限界を設けたくありません。

A.今はお勧めしません。最長でも35年におよぶ返済期間のある住宅ローンに関しては、誰もこれが正解ということは言えません。ただ、返済が終わる頃は、まったく別の時代です。少なくとも、今の収入で買える家の価格と、ほしい家の価格はぴったり一致させるべきではないでしょうか。原則、住宅ローンの返済期間はあとから延長することはできません。

Q.いろんな金融機関に審査を出さないほうがよいですか。

A.そうとはいえません。ほぼ同時に、いくつかの金融機関からの照会記録があるからといって、信用力がないと判断されるということにはなりません。住宅ローンの金利は、毎月見直されますので、決めていた融資の金利が実行予定月には引き上げられるということもあり得ます。
金融機関からすれば、他と天秤にかけられるのは嫌でしょうが、いろんな金融機関から本審査の通過を得ておいて最終的に有利な住宅ローンを借りるというのも一つです。手間はかかります。

Q.同性カップルですが、二人名義で住宅ローンは組めますか。

A.組めます。自治体パートナーシップ制度のひろがりもあって、同性カップルのペアローンを打ち出す金融機関は増えています。制度の証明書の提出が必須となりますが、条件等によっては不要な金融機関もあります。

Q.単身女性ですが、家を購入すべきですか、やめておくべきですか。

A.ほしい家の価格と今の収入で帰る家の価格が一致すること、老後の不安を感じるといった気持ちがあるなら、購入してもよいと思います。結婚などで住まなくなった場合は、賃貸して家賃収入を得るという方法も考えられます。

Q.非正規雇用やアルバイトだと、住宅ローンは無理ですか。

A.無理ではありません。現在は、非正規社員は珍しくありませんし、審査を通過した例も少なくないです。ただ、メガバンクなどでは、非正規では申し込みすらさせてもらえないケースもあると聞きます。どうしても、選択肢は限定されます。

Q.不動産を購入したらどんな税金がかかりますか。

A.印紙税、消費税、登録免許税、不動産取得税がかかります。事前に試算して、ざっくりいくらかかるかつかんでおくとよいです。税額は軽減措置や特例で安くなる場合もあります。不動産の購入には、その他にも、物件価格と税金以外に、ローン関連の手数料や登記関連費用がかかります。

Q.不動産の購入のために行政からもらえるお金はありますか。

A.消費税率が10%に引き上げられたことへの負担緩和として、「すまい給付金」の制度があります。最大50万円が給付されますが、条件がありますので、それを満たせばもらえるお金ということになります。
その他にも、省エネ住宅関連の補助や、自治体独自の補助を備えているところもあるようです。

資産としての中古住宅

これまで日本では、減価償却という観点では、建物は20年くらいで資産価値がゼロになるという考え方の下に、価値があるのは土地のほうであって、建物が古くなれば壊しては建て替えるということを繰り返してきました。(今でもそうです)。
しかしながら、基礎や構造(スケルトン)さえ良質であれば、リフォームしてもっと長く使用できる建物もあります。

中古住宅は新築よりも選択肢が広がることや、お値打ちものに出会える可能性もあり得ます。また、新築は購入後、すぐに資産価値が下落しますが、中古は比較的、相場が安定しています。

今や、「新築が買えないから、中古で我慢する」というものではないと思います。
ご自宅の購入にぜひ、中古住宅もご検討ください。

お問い合わせ・ご相談はお気軽にどうぞ。

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