野良猫と地域猫 |ご近所トラブル

不動産屋、猫にはまる!

4匹の猫ちゃんに心奪われて

弊社は住宅街に事務所を構えているのですが、近所に野良猫が4匹います。2021年4月に創業するまで私自身、それほど猫が好きというわけではありませんでした。それが、この子たちをきっかけに、今ではすっかり“猫沼”にはまってしまいました。

ご近所のお宅でご飯を食べさせてもらい、みなさんからかわいがられていると見えて、いつ見ても、ずいぶんくつろいでいます。

キジトラ猫には「こげ」、三毛猫には「ミケ」、しっぽが縞模様の白猫は「シロ」、黒地に茶のまだら模様は「クロ」と勝手に名付けて、出勤や退勤時、出かけるときなどはいつもその姿を探してしまいます。

こげちゃんは定位置でもある塀の上にいるときなど、撫でてやると気持ちよさそうにしています。人懐っこいわけではないのですが、拒まれることはあまりないです。

ミケちゃんは、餌をくれるお宅の室外機の上がお気に入りの場所のようで、よくそこでまどろんでいます。

シロちゃんは、過酷な野良猫生活によるものなのでしょうか、目を痛めているようで、それが映画『座頭市』の主人公のようでもあり、貫禄と威厳があるようにも見えます。

そして、いちばん警戒心が強く、めったに姿を見ることがないのはクロちゃんです。どうにかして、きれいに写真を撮りたいのですが、こちらの気配を感じただけで、すぐに遠くへ逃げてしまいます。

当番制なのかどうかわかりませんが、4匹が一堂に会した様子はあまり見られません。
でも、特に晴れた日の午後にはどの子か居ることが多く、その姿や仕草にとても癒されています。

かわいい猫ちゃんのえさやりがトラブルに発展することも!

弊社のところの猫たちは、うまくやっているように思えますが、野良猫に関してはこんな判例があります。
自分の飼い猫と一緒に、野良猫への餌やりを行っていたAさんが、隣りに住んでいるBさんから、そのせいで野良猫が庭に糞尿をするとして、「不法行為」に当たると訴えられた事例です。(福岡地裁・平成27年9月17日)

結論としては、Bさんの訴えが認められるのですが、Aさんの餌やり自体は、愛護の情によるものと認められ、ただちに非難されるものではないとも判示されています。

役所からの行政指導にも従わず、訴えられてしまったAさん。そんなAさんも、餌やりは継続的にしていたわけではなく、Bさん宅の糞尿も自分が餌を与えていた野良猫のものとは限らないだろうという反論をしており、「餌やりの何が悪いのか!」というわけでもなかったようですね。

野良猫に餌を与えることの是非については、さまざまな意見があることでしょう。
動物の飼い主には、飼育している動物が、ご近所に迷惑をかけないように措置を講ずる義務があります。普通に考えれば、当たり前の話ではありますが、法律や、自治体の条例にも、定めがあるのです。そして、それは野良猫の餌付けにも適用されます。

「生まれてきた命はできるだけ長生きさせてあげたい」

日本動物愛護協会のウェブサイトによると、地域猫活動というのは、「生まれてきた命はできるだけ長生きさせてあげたい」という思いの下、「猫と地域の共生」をめざす活動なのだそうです。「エサをあげることが悪いことではありません、またエサをあげないことが解決になるわけではありません」と書いてあります。行政や、野良猫を迷惑に思っている人とも連携していく活動とされています。興味のある方は、ウェブサイトをご覧になられたらよいかと思います。

弊社では、ペットと一緒に暮らせる物件の紹介に力を入れています。ぜひ、ご相談ください。~ペット可物件

地域猫活動について(日本動物愛護協会)

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