アパートやマンションにおける騒音問題の対処法とは | 不動産情報

◇音の感じ方には個人差があるけれど

アパートやマンションにおいて、定番のご近所トラブルに騒音問題があります。隣りの人や階上に住む人が発生させる音に悩まされているという話。

解決のために、まず前提として抑えておくべきことは、「お互い様」という点です。集合住宅というものは、自宅の壁がお隣さんの壁でもあり、わが家の天井が階上のお宅の床、わが家の床は階下のお宅の天井ということでもあります。

難しい言葉で受忍限度などと呼ばれますが、自分だって全く無音で生活することはできないのだから、多少のことは我慢しましょうということです。

ところが、音の感じ方には個人差があります。ある人には我慢ならない騒音でも、別の人にはそれほど気になる音ではないということは珍しくありません。そこが難しい点の一つといえます。

◇その音をどう感じるかは「音の発生源との関係性」にも左右される

音のレベルは測定器で数値化することも可能です。それは、話し合いや裁判になった際の有力な証拠にもなり得ます。
しかしながら、騒音というものは、数値化された音の大小や高低などよりも、音の発生源と自分との関係性の問題であるというところが大きい点は見逃してはなりません。

同じ種類の同じ音でも、発生源である相手によって、騒音と感じたり、単なる生活音と感じたりするものなのです。そこが感じ方の個人差と併せて、二つ目の難しい点なのです。

数値化すれば、外を頻繁に走るクルマの音のほうが大きいはずなのに、階上から時々聞こえる足音や話し声のほうが許せないと感じる。表で出会うといつも挨拶や立ち話をするお宅であれば、子どもが騒ぐ声や泣き声でさえほほえましく感じるなどなど。

人が他者を不快に思う原因の一つとして、「自分はガマンしているのに、自分は気を付けているのに、あの人は…」という感情があります。相手を知らないから、ささいな音でも不愉快に感じるのです。

これらを踏まえて、アパートやマンションでの騒音問題への対処法として、以下のことが考えられます。

対処法1.騒音の発生源と仲良くなる

相手の音が気にならない、または、気軽に「もう少し静かにしてほしい」と言い合える関係を築いてしまうということです。ただ集合住宅には、ご近所づきあいを嫌う人も多いので、通常のコミュニケーションさえ、取るのは難しい場合もあります。また、そもそも明らかな騒音を発生させるような人には、人格が破たんしている人も少なくありません。

対処法2.話し合いで解決する

あまりにも社会常識に反すると判断できたら、穏やかに注意しましょう。感情的にならないように注意して、言葉遣いには気を付けましょう。

対処法3.管理会社や家主を通じて、申し入れを行う

いちばんオーソドックスな方法です。誰かに間へ入ってもらうことで、こちらの精神的負担も軽減されて、相手に対してもプレッシャーになり得ます。

対処法4.法的措置を講ずる

民事調停や裁判による解決も考えられますが、労力に対して得られる結果を考えると、あまりお勧めできません。少なくとも、何の通告もなく、いきなり法的措置に出るというのは、なんだか人間関係の希薄化に拍車をかけるようで、寂しくないでしょうか。

対処法5.引っ越しをする

いちばんお勧めの方法です。腹は立つでしょうが、あなたの大切な時間を思えば、安いものです。せめて引っ越し代くらい相手に払わせたいと思う気持ちもわかりますが、何十万くらいの話。さっさと見切りをつけてしまいましょう。

残念ながら、騒音に悩まされない物件を見つけられるかどうかは、最終的には運の良し悪しになってしまうのは仕方ありません。ですが、可能な限り、それを避ける物件探しのコツというものはあります。次はそれについて、書きたいと思います。(阿部浩一)

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