新築よりも選び放題な中古マンション~東村山の不動産会社
中古マンションはいかがでしょうか。
何でも“お古”よりも新品が良いという時代がありました。しかしながら、最近ではリサイクル、リユースなどと言われて、中古品に価値を見いだす傾向が多くみられるようになりました。それは不動産でも同じで、同じ買うなら新築がいい、中古物件は予算が足りないから仕方なく選ぶものといったような、そんなイメージは日増しに薄れているように思われます。
中古マンションの良いところの一つとして、新築よりも数が断然豊富で、選択肢に恵まれた点があります。不動産に関するデータベースを作成する東京カンテイの調べによると、2020年における全国の新築マンションの販売戸数は73,765戸。一方、不動産流通のネットワークシステムであるレインズの調査では、2020年の首都圏における中古マンションの新規登録件数が181,750戸となっています。
「首都圏」の中古マンションだけで、「全国」の新築マンション戸数を倍以上、上回っているのです。また、建物や内装のデザインは時代によって流行や傾向が異なります。自分のライフスタイルや価値観にあったいろいろなパターンを選択することができるのです。
新築には、広告宣伝費や工事費などといったさまざまなコストが上乗せされるのはやむを得ません。しかしながら、中古であればあくまでも市場価格(相場)に、需要と供給のバランスで価格は決まります。
リフォームで間取りも変更でき、必要な者だけ後付けできるのも中古マンションです。新築には不要な最新設備ももれなくついてきて、それらの値段も上乗せされています。
耐震と管理が大事な中古マンション~東村山の不動産会社
そんな中古マンションですが、もちろん購入するにあたってはリスクや注意点もあります。第一に耐震に関する問題です。現在の基準は、1981(昭和56)年6月1日に施行された新耐震基準です。ですから、それ以降(特に84年以降)に建てられたマンションであればその点は比較的安心できるでしょう。
ただ、それ以前のいわゆる旧耐震のマンションが良くないというわけではなく、当時の高い水準でつくられ、大きな地震でも無事だった建物は多くあります。旧耐震の場合は耐震改修工事の実施の有無や、耐震診断の有無などについて確認するのがよいです。
あとは毎月の管理費や修繕積立金の金額が適正かどうか。管理形態はどうなっているか。修繕積立金はどれくらい積み立てられているか等々、気にしておく点はあります。マンションは管理が大事ですので。