多様化する空き家の活用方法 | 対策の後回しはやめよう

壊して建て替えることが地域活性化につながるか~東村山の不動産会社

空き家はどうしたらいいかよくわからないからと後回しにせず、早めに活用方法を考えるのがよいです。よくあるのは売却ですが、私(阿部)はそれだけで本当に良いのだろうかと思います。

空き家を売却すれば、多くは古家付き土地として売りに出されます。基本的に家には価値が無く、壊して建て替えることが前提です。しかしながら、そればかりでいいのだろうかと私は考えています。

壊して新しい家が建つことが、果たして地域活性化につながるでしょうか。もちろん、そこへ誰かが住み始めて人口が増えて税収も増えるという考え方もあるでしょう。

とはいうものの、引っ越してきた人が、たまたま地域でのさまざまな活動に熱心な人だったなどであれば話はまた違ってきますが、そこから何らかの広がりが期待できるかといえば、それは難しいと思われます。

人々の生活スタイルや住む場所に求めることの多様化~東村山の不動産会社

では、空き家はどう活用するのがよいのか。一つはリノベーションしてその価値を底上げすることです。たとえばある人から見ればボロボロな外観であっても、建造物としての基本さえしっかりしていればレトロでやれた感じが良いと思う人もいると思います。

そんなふうに空き家の状態やどう使うか、どこに価値を見いだすかにもよるのですが、何の手も加えずに使える空き家というのは少ないでしょう。

また、住宅確保要配慮者向けの福祉の拠点としての利用が考えられます。他にも地域交流スペースとして、現状渡しでDIYを楽しんでもらうなど、空き家の活用方法も多様化しています。

活用方法の多様化は、人々の生活スタイルや住む場所に求めることの多様化であるともいえます。必ず道はあります。放置せず自治体やNPOなどの専門家に相談しましょう。当社でも承ります。

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