空き家のことは権利と管理の問題 | 空き家レジリエンス

良い不動産事業者に出会う前の準備をしよう~東村山の不動産会社

空き家をどうするかというとき、良い不動産事業者に出会えることは大切ですが、その前にしっかり準備しておく必要があります。権利関係も管理もめちゃくちゃな不動産をどうにかしてくれと丸投げされても、不動産事業者も困ってしまいます。

また、専門家が少しどうにかすれば価値を上げられるものなら、騙されたり買い叩かれたりすることも考えられます。

そこでまず、きちんとしておきたいのは権利の問題です。相続登記がきちんとされていないから相続人が多過ぎる。たとえば、曾祖父母の名義のまま時間が経過した不動産。ちなみに私の母方の祖母は13人きょうだいでしたが、そのさらに子ども、孫、ひ孫まで含めたらいったい何人の相続人がいるでしょうか。

理屈をこねてもつまりは感情の問題~東村山の不動産会社

相続人ははっきりしていても、権利者や親族間でもめている、親などの所有者に認知症などの判断能力の低下がみられるなど、建物だけでなく人間も同じように年を取っていくものです。

そして問題となるのが、その建物老朽化のこと。管理の問題です。人が住まなくなった建物というのは、想像以上に早く劣化が進行します。建物が荒れてくると、さまざまなご近所迷惑にも発展していきますよね。しかしながら、適切な管理を行えばその進行を抑えることができます。

空き家のことには不動産はもちろん、建築や法律(条例も)、税金、登記、防犯など、さまざまなことがかかわってきます。まずはしっかり、親族などの関係者間でしっかりとコミュニケーションを取りましょう。

何事もよくよく考えたらシンプルな話で、アイツが嫌い、おまえが気に入らないなどといった感情の問題さえクリアできればスムーズにいくことのほうが多いものです。

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