住まいの騒音問題は不動産あるあるでは横綱級のテーマ | 住まいのあれこれ

中年男性の一人暮らしは怪しい?!~東村山の不動産会社

先日、「不動産ぶっちゃけトーク」と題する不動産にかかわることならなんでもテーマにして語り合うイベントで司会を務めました。

参加者はゲイ、バイセクシュアル男性が対象で、女性からの視点というのは全くないイベントではありましたが、やはり不動産⇒住まいの問題という切り口で話す場合、騒音や音の問題というのは横綱級のメジャーなテーマであることを改めて実感させられました。

また、別の参加者の方からはある程度、「おじさん」と呼ばれる年齢になって一人暮らしをしていると、近所の人から怪しい人認定されてしまうという話もありました。特に女性はエレベーターが同じになりそうになると逃げていくなど、徹底的に避けてくるといいます。

「多様な生き方を認めない社会」という枠が前提としてあるから怪しく見えるのか、個々人の持つ属性の問題なのか。考えさせられるものがありました。

私(阿部)自身も、決して少なくない引っ越し遍歴の中で音に関しては相当いろんな経験をしてきたつもりですが、上には上がいるものだと感じさせられる場面もありました。

「最近静かになったけど、引っ越しされたのかしら」~東村山の不動産会社

マンション管理のお仕事をされているという参加者の方がいらっしゃったのですが、騒音に関する揉め事は日常茶飯事で、その仲裁に当たるお話しはとても興味深いものでした。

上階の物音がうるさいと何度も管理事務所へクレームを入れてくる女性。最初は共用部分の掲示板にこのようなクレームがあるので、皆様お気を付けくださいというように、クレーム先もクレーム元も特定できないように告知するものですが、こじれてくると“音の発生源”へ直接注意せざるを得ません。

聞き取りなどさまざまな状況を踏まえると、うるさいとされる人はそれほど常軌を逸した音を立てているとは思えず、クレームを入れてくる女性のほうが神経質過ぎるように感じたそうです。

やり取りが続き、その後のある日、クレームを入れた女性から「最近はとても静かだけど、上の方は引っ越しされたのかしら」と言われたらしいのですが、そのような事実はなく、管理人である参加者さんは「アンタが文句を言い過ぎるから、上の人は息をひそめて暮らしているんだよ!」と心の中で突っ込みを入れたそうです(笑)。

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