賃貸借契約は信頼関係 | 東京のお部屋探し

簡単には借主を追い出せない~東村山の不動産会社

賃貸借契約を交わすと貸主と借主、双方に義務が発生します。貸主はまず、物件を貸さなければなりませんし、設備等が壊れたときは修繕をしなければいけません。とはいうものの、電球が切れたなどのようなレベルであれば、借主が負担するのが一般的です。

そして借主は賃料を支払う義務があります。居住用の普通賃貸借契約であれば、契約期間が2年、更新には応じてもらえるというのが普通です。お互いが長い期間、義務を負うわけですから、信頼関係が大事になってきます。

そんなわけで、信頼関係が崩れてしまえば契約を解除することができるのですが、実際にはよほどのことがない限り、そこまでには至らないものです。借主は貸主に比べると立場が弱いので、簡単には追い出すようなことはできません。

無断で又貸ししたら…~東村山の不動産会社

たとえば、ペット禁止のお部屋でこっそり猫を飼っているのがバレたなどというケースなど、強制的に明日から出て行ってくださいというような話にはならないでしょう。ですが絶対にやってはいけませんし、退去時に高額なクリーニング修繕費用を請求される可能性も高いです。

信頼関係が崩れたとはどういう場合が考えられるか。それには一つ、無断で誰かに又貸しする無断転貸が挙げられます。貸主の立場からすれば、本当に勘弁してほしい話です。あとは実際には同じことなのですが、賃借権の譲渡といって自身が借りる権利を勝手に誰かに譲り渡してしまうケースが考えられます。

又貸しがすべていけないわけではなく、貸主の許可が得られていれば問題ありません。サブリースといって、マンションやビルを一括で借り上げて、さらに誰かに貸すということがあります。サブリース業者は又貸しで仲介や管理を行います。

サブリースのメリットとデメリットについては、また機会を見つけて書いてみたいと思います。

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