「賃料8万円の2年契約」とは「192万円を24回払い」と同じ~東村山の不動産会社
たとえば毎月の賃料8万円、2年契約で賃貸のマンションやアパートを契約するということは、192万円の商品を24回払いで購入するのと同じことです。ですから多くの人にとって、決して小さな買い物ではありません。その他にも初期費用や、場合によっては退去時の費用も発生します。
だからこそ、可能性をできるだけ広げて、多くの条件からたくさんの物件を選び出して決めたいと思う気持ちは、とても理解できるものです。
ところが、それだといつまで経っても決められず、むしろ自分にとってのタイムリミットを迎えたときには、不動産屋から言われるままにお部屋を決めざるを得なかったという状況に陥りがちです。
人生もお部屋選びも満点なんて必要ない、というかムリ~東村山の不動産会社
①路線と街を絞る
たとえば「池袋駅」へ出やすいことだけを起点に考えると、JRでも東急東横線や西武池袋線。有楽町線も丸ノ内線も候補にできるということになってしまいます。選択肢が広いことは一見、良いことのように思われますが、これでは多過ぎて決められません。
通勤やお出かけを考えるならどこがいいのか。ぼんやりではなく、標的をしっかり絞るべきです。
②希望の賃料をはっきり決める
「〇〇線であれば家賃相場が高いので10万円まで、△△線エリアは8万円まで」などという、家賃相場などを基準にしたあいまいな決め方はよくありません。自分の経済状況であれば、いくらまでの賃料なら負担が無いか。あくまでも自分軸で考えましょう。
ちなみに賃料の上限は、1ヶ月のお給料の3分の1までとはよく言われることです。
③もう1駅、2駅分ほど妥協してみる
当たり前ですが、人気エリアというのは賃料が高くなりがちです。しかしながら、最寄り駅を本当は住みたかったところから1駅、2駅ずらしてみるだけで、同じような条件のお部屋でもグンと賃料が安くなるということもあります。特に東京圏であれば、駅間の距離もそんなに離れていなかったりします。
人気エリアや2沿線、3沿線利用可能な最寄り駅にこだわらなくても、1駅くらい隣りなら、十分に徒歩圏内ということも珍しくありません。
賃貸のお部屋選びは、絶対に譲れない点をある程度明確にしたら、あとは7割合格をめざすというのが、いちばんよいのです。資格試験などでも、満点を取らなくてもそれくらいの点数が取れれば合格になりますよね。