助成金と補助金4つの違いとは | 独立・起業

事業者の資金調達の手段として、助成金と補助金は有効です。何と言っても「返済不要」のもらえるお金という点は大きいでしょう。

ですが、助成金と補助金は何が違うかと訊かれて、すんなり答えられる人は少ないと思います。

ここで、助成金と補助金の違い4つを説明します。

助成金と補助金の違い① 管轄官庁が違う~資金調達~

まず、管轄が違います。助成金は主に厚生労働省、補助金は主に経済産業省です。

助成金と補助金の違い② 対象が違う~資金調達~

助成金と補助金では、「何に対して出されるお金か」という点が異なります。助成金は「従業員」に対して出るお金です。例えば、「キャリアアップ助成金」というのは、パート・アルバイト社員を正社員にしたときに、会社が受け取ることのできる助成金です。
一方、補助金は設備や機械、事業計画などの「システム」に対して、会社が対象となり得るものです。要するに「ヒト」か「モノ」かという話になります。

助成金と補助金の違い③ 支給を決める方法が違う~資金調達~

助成金はそのテーマの対象になる(当てはまる)事業者で、申請に不備などがない限り、100%もらえるお金です。ところが補助金は採択制なので、申請が間違っていなくても、審査に通らなければ1円ももらえません。補助金にもよりますが、審査通過率は20%~30%という狭き門です。

助成金と補助金の違い④ 使途についての違い~資金調達~

助成金の使いみちは自由です。会社のために何でも使ってもいいし、会社の口座に入れっぱなしでも問題ありません。ただ、雑収入として課税対象になるので注意が必要です。
補助金は申請した内容のとおりの設備投資などをして、事業を遂行しなければ審査に通っても、最終的に受け取ることはできません。原則、エアコンを買いたいと申請したけど、パソコンが壊れたのでエアコンはやめますというわけにはいかないものなのです。

以上が、主な助成金と補助金の違いとなります。
注意が必要なのは、厚生労働省ではなく、自治体が管轄となる「助成金」には採択制で、事実上、国の補助金と同じものもあるなど、齟齬がある点です。たとえば、東京都の「創業助成金」なんかがそれに該当します。

助成金や補助金には、申請方法や自分が対象になるかどうかを判断するのが難しいものも多いので、専門家に相談するのがよいかと思います。その場合、社労士や税理士などといった士業の方がみなさん詳しいわけではないの気をつけましょう。
また、悪徳業者もいますからカモにされないように注意が必要です。

〇信頼できる専門家の情報
助成金制度推進センター(運営:株式会社ユニプラス)

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