代表メッセージ

当社は2021年4月、コロナ禍の中で「LGBTQフレンドリーな不動産屋」として生まれました。最初は、小さくても安心して相談できる場所をつくりたい、その思いだけで始めた会社でした。

ところが、お客様から寄せられる相談は不動産だけにとどまりませんでした。
片付け、家族のこと、空き家や相続のこと…。
その一つひとつに向き合ううち、「人の暮らしの節目に寄り添うこと」が、私の仕事の中心になっていきました。

私自身は、子どもの頃から本に囲まれ、長く書店員として働いてきました。
本は“その人が生きてきた時間そのもの”であり、その思いを大切にしたいと考えるようになりました。その延長として、古物商・遺品整理・生前整理にも取り組み、「本が好きだった故人のための遺品整理」という当社ならではのスタイルが自然に形づくられていきました。

本を丁寧に扱うことは、亡き人の物語に敬意を払うことでもあります。
そして、その対話の延長に、空き家や不動産の相談が生まれることがあります。
当社は、その“自然な流れ”を大切にしたいと考えています。

大きな会社ではありませんが、だからこそ一件一件のご相談に耳を澄ませます。

「まずはどこから整理していきましょうか」
「ゆっくりお話しして大丈夫ですよ」
そんなところから関係を築いていける存在でありたいと思っています。

空き家のこと、蔵書の整理、生前の片づけ、住まいの不安。
どうか遠慮なくご相談ください。

人生の節目に静かに寄り添える会社でいられるよう、これからも丁寧に仕事を続けてまいります。

合同会社うんすい宅建
代表社員 阿部 浩一

山口県出身。書店員(10年)、環境NGO職員(8年)、社会福祉法人職員(3年)などを経て2021年に当社を創業。
【役職】
公益社団法人全日本不動産協会東京都本部 多摩北支部 流通推進委員長。
公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会 公正競争規約指導員。

著書『きまじめでやさしい弱者のための「独立・起業」読本』
毎週更新しています。