月刊『自分自身』──自分のために書く、紙の思想誌。

情報が絶え間なく流れ、立ち止まって考えることすら贅沢とされる時代に、私はあえて“紙の冊子”というかたちで自分の思考を記録し始めました。

これは情報ではなく、言葉による“私自身”の痕跡。あえて“読む”という行為に時間をかける冊子です。

自分の中に滞留してきた問いや視点を、毎号ひとつのテーマに絞って掘り下げていきます。月に一度、自分を更新するように綴り、どこかにいる「自分自身を生きようとしているあなた」にだけ届けば、それで十分だと考えています。

内容紹介

◆毎月1冊/A5判・20〜30ページ程度/紙冊子のみ/テーマごとに思索を深める構成
◆哲学、社会批評、個人的思索、不動産と思想、など
◆SNS時代に抗う、“立ち止まって読む”ことを取り戻すための試み

2025年7月号

【テーマ】
他者の中で、私を生き直す

1.他者とともにある「私」がリーダーである

2.「本当にやりたいこと」と「自己実現」から自由になる

3.精神医療の限界を社会で補う

4.考え続けることで、「私」は死なずにいる

5.心を折らせる儀式―「謝罪」は誰のものか

6.扇動者に明け渡される世界で、なお語るということ

2025年6月号

【テーマ】
書くことに、立ち止まる自由がある

1.言葉が定着する場所

2.考えるという行為のかたち

3.矛盾の容認と転機の理論化に関する考察

4.支配されることを望む心

5.生の痕跡としての土地~空き家が問いかける近代の終わり

6.答えの消費、問いの創造

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【頒価1冊 550円(税込・送料別)】