遺品整理・生前整理部

遺品整理を行うにあたり、当社が最も大切だと考える「必要な心」とは、月並みに聞こえるかもしれませんが、やはりご遺族に寄り添う姿勢と、それを実践に移す誠実さです。業務を進める際には、目の前にある品物一つ一つが、故人の人生や記憶を象徴する存在であることを常に意識する心構えが求められます。

当社は宅地建物取引業者として空き家問題や居住支援に携わってきましたが、不動産業界にはしばしば“拝金主義”的な側面があるのも事実です。それが必ずしも悪ではなく、経済が右肩上がりだった時代には、利益を追求する事業者の存在が社会全体の豊かさを押し上げたという側面も理解しています。

しかし、相互扶助や家族のつながりが希薄化した現代においては、従来のように「技術と利益だけを追えばよい」という姿勢では、地域社会が抱える問題に十分応えられなくなっています。宅建業者・清掃業者・廃棄物処理業者を含め、生活の終わりに関わる業務に携わる者には、従来以上に人の思いを汲み取る感性と、心ある対応が必要とされていると感じます。

だからこそ、営利事業であったとしても、これからの時代は一人ひとりが「心を持って向き合う」姿勢を備え、その実践を学び続けることが欠かせません。遺品整理は単なる“片づけ”ではなく、故人の人生を丁寧に扱い、ご遺族の歩みに寄り添う行為であるという自覚を持つことが、最も重要な心構えだと考えます。

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