暮らしを選ぶ自由がキャリアを豊かにする | キャリア形成を考える不動産屋

日本的経営の変化に伴い転職が当たり前の時代に~東村山の不動産会社

住宅双六(じゅうたくすごろく)は、日本の高度成長期、都市に暮らす生活者の住み替えの変遷。自分が生まれた家から借家住まい、そして庭付き一戸建てをゴールとしたすごろくゲームです。

建築学者が提唱し、持ち家信仰を推し進める国や金融機関もこれを利用して、持ち家を所有するのが当たり前という考え方を広めました。

高度経済成長の時代というのは、団塊の世代が地方から都市部へ出て、キャリアを重ねていく中で住み替えていく時代でもありました。

そのキャリアというのも、終身雇用制の下、転職はほとんど想定されていません。キャリア形成といえば、一つの会社で通用する人間になることがそれで、会社(人事・上司)主導で行われるものでした。

それも持ち家を取得して、もうそこから移動する必要がないという状態をつくり出すことへ間接的に貢献していたともいえるわけです。

しかしながら、今はすでに日本的経営の変化に伴い転職が当たり前の時代。労働環境の変化と就業構造の変遷は、必ずしも住宅選びと無関係ではあり得ません。

持ち家があるからチャンスを断念?!~東村山の不動産会社

たとえば転職して遠方、海外などで活躍できるかもしれないのに、持ち家があるから断念するというようなことも起こり得るでしょう。将来的にキャリアの成長や変化を経験する可能性が誰にでもあるということが避けがたい時代、賃貸住宅は変化に対応しやすい選択といえるでしょう。

また、コロナ禍での経験はリモートワーク。よく「会社からリモートワークに切り替えると言われたけど、そもそも自宅で仕事をするなんて想定していなかったから、業務に集中するような環境にないからどうしよう」などという話がありました。

ここでもやはり、働き方が住まい方と無関係ではないことが見て取れます。それこそ、昔は職住接近のほうが多かったといいます。子どもは親が働く姿を身近に感じながら成長したのでしょう。

何が幸せかを決めるのは自分自身ですが、暮らしを選ぶ自由があれば、自分のキャリア形成も豊かになると思えるのですがいかがでしょうか。

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