夢を描くことができれば、実現できる。Walt Disney(ウォルト・ディズニー)
事業を行うとき、本業の内容を充実させることはもちろん大切ですが、開業する場所や初期費用と固定費がいくらかかるかで、その後の行く末が決まってしまうと言っても過言ではありません。商売というのは「小さく始めて大きく育てる」か、「小さく始めて小さく継続する」のが鉄則です。そうした点を踏まえて、物件選びを行いましょう。
自宅をオフィスにできれば、費用を節約することができます。賃貸住宅であれば、賃料の一部を経費計上することも可能です。通勤もありません。デメリットとしては、プライベートとのけじめが付けにくいことや、業種によっては人の出入りなどで、家庭や近隣との間で、もめることも想定されるので、注意が必要です。可能であれば、テレワーク向きの物件への引っ越しも選択肢となり得るでしょう。
賃貸オフィスの場合、賃料や初期費用をはじめ、備品や消耗品などと、それなりの出費は覚悟しなければなりません。しかしながら、事務所使用を可としているアパートやマンションタイプの物件であれば、比較的、賃料や初期費用を安く抑えることも可能です。テナントビルなどである必要性がないなら、検討してみるのもよいでしょう。
特に都市部では、バーチャルオフィスやシェアオフィスも選択肢の一つです。自宅オフィスでも、自宅住所は大っぴらにしたくない場合など、名刺や販促物にはバーチャルオフィスの所在地を掲載しておくという使い方もできます。サービスによって金額が異なりますが、理屈の上では月1万円以下で、「都心の一等地に事務所を構える」ことも可能ということです。ただ、業種によってはバーチャルオフィスが不可なものや、会社の設立登記が不可の場合もありますので、事前によく確かめておく必要があります。
【テナント物件選びで大切な事項】賃料、保証金、駐車料金、更新料、保証金返還率、契約期間、看板掲載料、退去予告期間、賃料の発生日、フリーレント、引き渡し状態、用途の変更に関すること
たとえば、保証金を大きく値引きしてもらうために、毎月の賃料を上げてもらったというようなケースもありますが、固定費は下げる努力をしても、安易に上げないようにすべきです。また、退去の際の原状回復義務などについても、最初にしっかり確認しておきましょう。
あなたの業種はそこで流行るか、求められているか。そこは、どんなどんな業態の店が多いか、どんな業態が流行っているか。どんな人たちが多い地域か。また、その人たちは曜日や時間帯で変化するか。(例:オフィス街なら平日の日中は人が多いけれど、週末は閑散としている等々)。商店街か、駅前か、大型店舗内か、その他か。「移動販売車」という選択肢も考えられますね。
コロナウイルス感染症の流行を機に、テレワークが推進されていることはご承知のとおりです。そうした働き方の変化によって、従来型の大きなオフィスや会議室が不要となり、むしろ経営を圧迫するお荷物にさえなるというケースも見られ始めています。また、業種にもよりけりですが、都市部に立派なオフィスを構えているということよりも、テレワークを行いつつ、郊外でのびのびと仕事をする会社ということのほうが、信用やブランディングにもつながり得る時代です。ぜひご相談ください。
独立・起業のときの資金調達については、さまざまな媒体で情報が公開されています。たとえばそれらを見て、創業融資については、まず日本政策金融公庫の新規開業資金が定番ということは理解できても、本当に知りたいことはわからないままというケースも多いことと思います。物件探しのついでに、ぜひご相談ください。「活きた(生きた)情報」をお伝えできます。なお、専門家を紹介することは可能ですが、各種の法令に抵触する申請代行などは行っておりませんので、ご了承ください。
名 称:東京・多摩オフィス選び相談センター※東京・多摩オフィス選び相談センターは、主に初めて起業する方のためのテナント選びをお手伝いするための活動名です。営利・非営利の法人格ではございません。運営会社:合同会社うんすい宅建本 部 〒189-0014東京都東村山市本町1-15-41アズロイヤル201TEL 042-313-0248 / FAX 042-313-0249
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